建設業向け 健康診断 受診管理表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全13項目

健康診断は、実施することよりも、受けていない人を見つけることが難しい管理です。

対象者が全員同じ時期に受けるなら把握は簡単ですが、入社の時期がばらばらで、特殊健診の対象者も混ざると、誰が未受診なのかが見えなくなります。

作業員名簿には直近の受診日を書く欄があります。ここが古いままだと、現場から確認が入ります。

このテンプレートは、人ごとに定期健診と特殊健診を並べ、次回の時期が分かる形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 誰が健康診断を受けていないか分からなくなっている方
  • 特殊健診の対象者を別に管理したい方
  • 作業員名簿の健診日をいつも探している方

こんな場面で活用

健康診断を受診したときに記入し、次回予定から対象者を月ごとに抽出します。診断の内容そのものは個人票として別に保管します。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 雇入時健診
  • 定期健診受診日
  • 定期健診次回予定
  • 特定業務該当
  • 特殊健診対象業務
  • 特殊健診受診日
  • 特殊健診次回予定
  • 所見の有無
  • 就業上の措置
  • 個人票の保存
  • 備考

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

健康診断 受診管理表.xlsx — 記入例の一部
健康診断 受診管理表 【記入例】
会社名△△工業株式会社
事業場名本店
No氏名生年月日雇入時健診定期健診 受診日定期健診 次回予定特定業務 該当特殊健診 対象業務特殊健診 受診日特殊健診 次回予定所見の 有無就業上の措置個人票の保存備考
1山田 太郎1985/4/122010/4/12026/5/142027/5/13なし高所作業は継続可(経過観察)5年(〜2031/5)血圧やや高め
2佐藤 一郎2004/9/32024/4/12026/6/22027/6/1なし5年(〜2031/6)
3伊藤 六郎1979/7/72015/9/12026/4/202027/4/19なし有機溶剤業務2026/4/202026/10/195年(〜2031/4)有機溶剤は6か月ごと
4渡辺 八郎1972/12/12008/3/12026/3/102027/3/9なし石綿取扱い作業2026/3/102026/9/9長期保存の対象石綿の記録は別管理
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。会社名・事業場名・作成日/更新日などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
労働安全衛生法第66条と労働安全衛生規則は、事業者に対し、雇入れ時と1年以内ごとに1回の定期健康診断の実施を求めています。深夜業などの特定業務従事者については6か月以内ごとに1回とされています。有機溶剤や石綿など一定の有害業務については特殊健康診断が定められており、記録の保存期間は業務によって異なります(石綿については40年など長期のものがあります)。健康診断個人票の保存は原則5年です。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

種類ごとに周期が違う

種類周期の目安
雇入れ時健康診断雇い入れるとき
定期健康診断1年以内ごとに1回
特定業務従事者の健康診断6か月以内ごとに1回
特殊健康診断(有機溶剤・石綿など)業務ごとに定められた周期

周期が違うものを1つの表で管理するのがこのテンプレートの目的です。列を分けておくと、どれが近づいているかが一目で分かります。

次回時期を計算しておく

受診日だけを書いていると、次にいつ受けるのかを毎回数えることになります。

次回予定の列を設けて、受診日から周期を足した日付を入れておくと、月ごとに対象者を抽出できます。期限が切れてから気づく状態を避けるための欄です。

所見と就業上の措置

健康診断の結果、所見があった場合は、医師の意見を聴いて必要な措置を検討することが求められています。

高所作業や暑熱環境での作業は、身体への負荷が大きくなります。所見の内容によっては、担当する作業を変える判断が必要になることがあります。

この表には、措置の有無と概要だけを書く形にしています。診断結果そのものは健康診断個人票として別に保管し、閲覧できる人を限定するのが望ましい扱いです。

記録の保存

健康診断個人票の保存は、原則5年とされています。

特殊健診については業務によって期間が異なり、石綿に関する記録のように40年の保存が求められるものもあります。同じ「健診の記録」でも扱いが違うため、対象業務がある場合は分けて保管する形が確実です。

個人情報としての扱い

健康に関する情報は、特に配慮が必要な個人情報とされています。

保管場所を限定し、閲覧できる人を決めておくことが前提になります。この管理表も、受診の有無と次回時期を追う目的にとどめ、診断の内容そのものは載せない運用にすると、扱いやすくなります。

実施の段取り

健康診断は、予約から結果が届くまでに時間がかかります。

まとめて受診する場合、医療機関の枠を早めに押さえる必要があります。受診の1〜2か月前には人数を確定させ、日程を組む形が現実的です。

現場が動いている時期は、全員を同じ日に外すことができません。班ごとに日を分けると、工程への影響を抑えられます。

結果が届いてから

結果が届いたら、所見の有無を確認し、必要に応じて医師の意見を聴きます。

この確認が抜けると、受診しただけで終わります。管理表に所見の欄を置いているのは、確認まで進んだかどうかを見えるようにするためです。

よくある質問

パートや短時間勤務の人も対象になりますか。

常時使用する労働者にあたるかどうかで判断されます。労働時間や契約期間によって基準が示されているため、該当するかは個別に確認することになります。

本人が受診を拒んだ場合はどうしますか。

事業者には実施の義務があり、労働者にも受診の義務があるとされています。事業者が指定した医師以外での受診を希望する場合は、その結果を提出してもらう方法があります。

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