建設業向け 入退場記録簿テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全9項目

入退場記録は、その日に現場へ誰が入ったかを残す記録です。

作業員名簿が「入る予定の人」を示すのに対して、入退場記録は実際に入った人を示します。この違いが効いてくるのは、災害が起きたときです。

火災や地震で避難が必要になったとき、現場にいる人数が分からないと、全員が出たかを確認できません。安否確認の起点になる記録という位置づけです。

このテンプレートは、日ごとに会社別で並べ、入場と退場の時刻を書く形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 災害時に現場の在場人数を把握できるようにしたい方
  • 名簿に載っていない人の入場を防ぎたい方
  • 出面表の裏付けになる記録が欲しい方

こんな場面で活用

毎日、現場のゲートや詰所で記入します。退場の欄が埋まっていることが、安否確認では特に重要になります。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 区分
  • 会社名
  • 氏名
  • 入場時刻
  • 退場時刻
  • 作業場所
  • 作業内容
  • 車両
  • 備考

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

入退場記録簿.xlsx — 記入例の一部
入退場記録簿 【記入例】
工事名○○ビル新築工事
記録日2026年9月3日(木)
No区分会社名氏名入場時刻退場時刻作業場所作業内容車両備考
1作業員△△工業株式会社山田 太郎7:4017:203階 東側足場組立て足立 400 あ 11-11
2作業員△△工業株式会社佐藤 一郎7:4517:103階 東側足場組立て・荷揚げ
3一人親方高橋 四郎高橋 四郎8:0015:001階 ヤード足場材の運搬習志野 100 か 55-55午後は別現場へ
4来訪者□□リース株式会社中村 十一10:0010:401階 ヤード機械の点検品川 300 さ 66-66受入教育は不要(作業なし)
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・記録日・記録者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
入退場記録そのものを定めた法令の条文はありません。労働安全衛生法が元方事業者に求める統括安全衛生管理の一環として、現場にいる人を把握する目的で運用されています。労働時間の把握という観点では、労働基準法が使用者に対し労働時間を適正に把握することを求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

何のために取るか

目的使われ方
安否確認災害時に現場にいる人数を把握する
入場管理名簿に載っていない人の入場を防ぐ
出面の裏付け出面表と突き合わせる
労働時間の把握実際の作業時間の確認

1つ目が最も重要です。他の目的は別の書類でも代替できますが、安否確認だけはこの記録がないと成り立ちません。

誰が書くか

記録の付け方は、現場の規模で変わります。

小規模な現場では、朝礼の出席で確認して職長がまとめる形が一般的です。中規模以上では、ゲートに記録簿を置いて各自が書く運用が多くなります。

大規模な現場では、カードや顔認証による入退場管理システムが入っていることもあります。この場合、システムのデータが記録になるため、紙の記録簿は不要になります。

退場の記録が抜けやすい

入場は朝に全員が通るため書かれますが、退場は書かれずに帰ることがあります。

退場欄が空欄のままだと、その人がまだ現場にいるのか帰ったのかが分かりません。災害時にはこの空欄が問題になります。

ゲートを1か所に絞る、帰る前に職長が確認する、といった運用で埋まりやすくなります。

出面表との違い

出面表は月単位で人工を集計する表、入退場記録は日単位で在場を示す記録です。

入退場記録から出面表を作ることはできますが、逆はできません。 記録の粒度が違うためです。両方を持つ場合は、入退場記録を一次データとして扱い、月末に出面表へ集計する流れにすると二重入力になりません。

保存

入退場記録に保存期間の定めはありません。

労働時間の把握に関する資料として扱う場合は、労働基準法が定める記録の保存期間を目安にするとよいでしょう。工事ごとにまとめ、社内で期間を決めて保管する形が一般的です。

朝礼の出欠と兼ねる

小規模な現場では、朝礼の出欠確認をそのまま入場記録にしている例があります。

人数が少なければ機能しますが、朝礼の後に来た人や、午後だけ入る応援が漏れます。遅れて入った人を追記する欄を用意しておくと、この漏れを防げます。

記録簿を置く場所

紙で運用する場合、記録簿の置き場所が実効を左右します。

ゲートの脇や詰所の入口など、必ず通る場所に置くと書かれます。事務所の机の上に置くと、書きに行く手間が生まれて記入率が下がります。

よくある質問

一人親方や来訪者も記録しますか。

現場にいる人を把握するという目的からは、全員を記録するのが望ましい形です。区分の列を設けて、作業員・一人親方・来訪者を分けておくと集計が正確になります。

出面表があれば不要ですか。

目的が違います。出面表は人工の集計、入退場記録は在場の把握です。安否確認の観点では、日ごとの在場が分かる記録が必要になります。

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