建設業向け 新規入場者調査票テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全27項目

新規入場者調査票は、現場に初めて入る人について、1人1枚で確認する書類です。

作業員名簿が全員を一覧で並べるのに対して、調査票は個人ごとに深く聞きます。健康状態、持病、既往症、その現場で行う作業の経験、資格の有無。名簿の1行には収まらない情報を拾うための書式です。

多くの現場では、この調査票の提出と受入教育の実施をセットにしています。書いてもらうことが目的ではなく、聞き取ることで危険を先に見つけることが目的の書類です。

このテンプレートは、聞き取りの順序に沿って項目を並べ、教育の実施記録を同じ紙に残せる形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 初めて現場に入る作業員の受入手続きを担当している方
  • 健康状態の聞き取りを、どこまで書いてもらうか決めたい方
  • 1日だけ入る応援や一人親方の受入にも様式が要る方

こんな場面で活用

作業員が現場に初めて入る日に、受入教育とあわせて記入します。人ごとに1枚で、現場が変わるたびに新しく作るのが一般的です。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 氏名
  • ふりがな
  • 所属会社
  • 職種
  • 生年月日/年齢
  • 血液型
  • 現住所
  • 電話番号
  • 緊急連絡先(続柄)
  • この職種の経験年数
  • 当現場での担当作業
  • 保有資格・技能講習
  • 未取得で必要なもの
  • 直近の健康診断
  • 所見
  • 作業に影響する事情
  • 服薬の有無
  • 通勤方法
  • 車両番号
  • 受入教育 実施日
  • 実施者
  • 説明項目1
  • 説明項目2
  • 説明項目3
  • 説明項目4
  • 本人確認署名
  • 所属会社 責任者

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

新規入場者調査票.xlsx — 記入例の一部
新規入場者調査票 【記入例】
工事名○○ビル新築工事
元請会社名○○建設株式会社
項目記入欄項目記入欄
氏名佐藤 一郎ふりがなさとう いちろう
所属会社△△工業株式会社職種土工
生年月日/年齢2004/9/3(21歳)血液型A型
現住所千葉県市川市○○4-5電話番号080-0000-0000
説明記入用記入例A4印刷用

このテンプレートをダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・元請会社名・記入日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
労働安全衛生法第59条は、労働者を雇い入れたときや作業内容を変更したときの安全衛生教育を求めています。また、労働安全衛生規則第642条の3は、元方事業者が関係請負人の労働者に対して行う教育への指導・援助を定めています。調査票そのものの様式は法令に定められていませんが、この教育と入場管理を実務の形にしたものとして広く使われています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

調査票で確認すること

確認したいこと何のために聞くか
本人の基本情報入場者の特定と、緊急時の連絡
経験・資格その作業に就かせてよいかの判断
健康状態高所・暑熱・夜間など、作業の割り当ての判断
通勤方法現場周辺の交通管理と、通勤災害の把握
受入教育の記録教育を実施したことの証明

健康状態の欄をどう扱うか

健康に関する情報は、聞き方に配慮が必要な項目です。

多くの現場では、病名そのものではなく、作業に影響する事実だけを書いてもらう形をとっています。「服薬中で眠気が出ることがある」「高所作業は医師から止められている」のように、割り当ての判断に必要な範囲にとどめる書き方です。

この形にしておくと、必要な配慮は伝わり、機微な情報は必要以上に集まりません。集めた情報の保管方法も、あわせて決めておくと安心です。

受入教育の記録を同じ紙に残す

調査票と受入教育の記録を別の紙にすると、片方だけが残る状態になりがちです。

このテンプレートでは、下段に教育の実施記録欄を置いています。実施日、実施者、説明した項目、本人の確認署名。この4つが揃っていると、後から「教育をしたか」を確認できます。

説明した項目にチェックを入れる形にしているのは、口頭で伝えただけの内容が記録に残らないためです。

一人親方や短期入場者の扱い

1日だけ入る応援や、一人親方の入場でも、調査票の提出を求める現場が一般的です。

短期だからといって省略すると、その人だけ経歴も資格も分からない状態で現場にいることになります。項目を減らした簡易版を用意しておくと、現場の負担を増やさずに運用できます。

保管の期間

調査票の保存期間を定めた法令の条文はありません。

実務では、工事が終わってから一定期間を自社で決めて保管する形が一般的です。労働災害が起きた場合に、その人がどういう経験と資格で作業していたかを示す資料になるためです。個人情報を含むため、保管期間と処分方法をあわせて決めておくと、置きっぱなしになりません。

よくある質問

作業員名簿があれば調査票は不要ですか。

現場の運用によります。名簿は全員の一覧、調査票は個人ごとの詳細という役割の違いがあり、両方を求める現場が多くなっています。元請の指示に従うのが確実です。

同じ人が別の現場に入るときも書き直しますか。

現場ごとに提出するのが一般的です。行う作業も危険源も現場ごとに違うため、前の現場の調査票をそのまま使うと、確認したことにならない場合があります。

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