建設業向け 車両系建設機械等 作業計画

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全24項目

車両系建設機械を使う作業には、あらかじめ作業計画を定めることが法令で求められています。

安全書類の一種のように扱われることがありますが、性格が違います。持込機械等使用届が「この機械を入れます」という届出であるのに対して、作業計画は「この機械をこう使います」という計画です。

計画に示すのは、機械の種類と能力、運行経路、作業の方法の3つです。前提として、作業場所の地形や地質の調査を行い、その結果を記録することも求められています。

このテンプレートは、事前調査から周知までを1枚に収めた形にしています。

車両系建設機械等 作業計画(Excel)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。

ファイル形式

こんな方におすすめ

  • バックホウなどの車両系建設機械を使う作業を計画する方
  • 事前調査から周知までを1枚にまとめたい方
  • 施工計画書とは別に作業計画が要ると言われた方

こんな場面で活用

機械を使う作業を始める前に作成し、関係する作業員へ周知します。経路や作業方法が変わったときは作り直して再度周知します。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 調査日・調査者
  • 調査の方法
  • 地形・地質
  • 軟弱地盤の有無
  • 地下埋設物
  • 上空の障害物
  • 周囲の状況
  • 通行者
  • 機械の種類
  • 型式・機体重量
  • 能力
  • 運転者
  • 運行経路
  • 経路の措置
  • 作業の方法
  • 土留めの有無
  • 立入禁止措置
  • 合図の方法
  • 架空電線対策
  • 誘導の方法
  • 実施日・方法
  • 周知した相手
  • 記録
  • 変更時の対応

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

車両系建設機械等 作業計画.xlsx — 記入例の一部
車両系建設機械等 作業計画 【記入例】
工事名○○ビル新築工事
作成会社□□建設株式会社
区分記入欄区分記入欄
【調査】調査日・調査者2026/9/8 渡辺 二郎調査の方法現地目視・図面照合・試掘
【調査】地形・地質平坦、表層は埋土(N値5前後)軟弱地盤の有無南側で沈下のおそれあり
【調査】地下埋設物西側に既設給水管(深さ0.8m)上空の障害物北側に架空電線(高さ5.5m)
【調査】周囲の状況東側は隣地境界まで1.2m通行者北側道路に歩道あり
説明記入用記入例A4印刷用

このテンプレートをダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・作成会社・作成日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
労働安全衛生規則第154条は、車両系建設機械を用いて作業を行うときに、あらかじめ作業場所の地形や地質の状態等を調査し記録することを求めています。同規則第155条は、その調査により知り得たところに適応する作業計画を定め、作業計画に従って作業を行うこと、および計画を関係労働者に周知することを求めています。作業計画には、使用する車両系建設機械の種類・能力、運行経路、作業の方法を示すこととされています。解体作業など、別に作業計画が定められている作業もあります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

計画に示す3つ

項目書くこと
機械の種類と能力機種、機体重量、バケット容量、作業半径など
運行経路現場内のどこを通るか、進入と退出の位置
作業の方法掘削の手順、旋回の範囲、合図の方法、立入禁止の措置

運行経路が最も書きにくい部分です。図を描いて添付する方法が分かりやすく、通路と作業員の動線が重なる箇所に印を付けておくと、危険がその場で見えます。

事前調査を先に行う

作業計画の前提として、作業場所の調査が求められています。

見るのは、地形、地質、地下埋設物、上空の障害物、周囲の構造物です。地盤が軟弱な場所や、埋設物の上を機械が通る場合は、敷鉄板の設置や経路の変更が必要になります。

調査の結果は記録します。この表では、上段に調査結果、下段に計画という並びにしています。

立入禁止と合図

機械の作業半径内に人が入ることが、この種の災害の典型的な原因になります。

計画には、立入禁止の範囲をどう示すか(バリケード、カラーコーン、テープ)と、やむを得ず人が入る場合の合図の方法を書きます。合図者を置くのか、機械を止めてから入るのかを決めておくと、現場で迷いません。

周知の記録

作業計画は、関係する労働者に周知することが求められています。

作った計画を書類として置いておくだけでは足りません。朝礼やKY活動の場で内容を伝え、その記録を残す形にすると、周知したことが示せます。

この表の下段に周知の欄を設けているのは、計画と周知を一連のものとして扱うためです。

変更があったとき

作業の方法や経路が変わったときは、計画も直します。

掘削の位置が変わった、機械を大きいものに替えた、経路上に資材が置かれた。現場は動くため、当初の計画のままにならないことの方が多くなります。 変更した日付を入れて計画を作り直し、改めて周知する形にしておくと、実態と合います。

他の作業計画

作業計画が求められるのは、車両系建設機械だけではありません。

解体用機械を用いる作業、高所作業車を用いる作業、コンクリートポンプ車の作業、そして建築物等の解体等の作業。それぞれ規則に定めがあり、内容も少しずつ違います。

この様式は車両系建設機械を想定した項目にしていますが、区分の欄を書き換えれば他の作業でも使えます。求められる記載事項は作業ごとに確認してください。

施工計画書との関係

施工計画書に作業計画を含める場合、施工計画書の分量が増えます。

分けて作り、施工計画書からは「別紙の作業計画による」と参照する形にすると、変更があったときに作業計画だけを差し替えられます。現場で使うのは作業計画の側なので、1枚で完結している方が扱いやすくなります。

よくある質問

小型の機械でも作業計画は必要ですか。

車両系建設機械にあたるかどうかで判断されます。機体重量による資格の区分とは別の話のため、小型でも対象になる機械があります。判断に迷う場合は、計画を作っておく方が安全です。

施工計画書があれば足りますか。

施工計画書の中に必要な内容が含まれていれば、それを作業計画として扱っている現場もあります。ただし、機械の種類・能力、運行経路、作業の方法が示され、関係労働者へ周知されていることが前提になります。

関連するテンプレート

関連する記事