建設業向け 施工計画書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全23項目

施工計画書は、着工前に「この工事をどう進めるか」をまとめる書類です。

公共工事では提出が求められることが一般的で、民間工事でも元請から求められることがあります。分量が多くなりがちで、作成に時間がかかる書類の代表格です。

書きにくい理由は、項目が多いうえに、工事ごとに変わる部分と変わらない部分が混ざっていることにあります。会社の体制や安全の基本方針は毎回ほぼ同じで、施工方法と工程だけが変わります。

このテンプレートは、その切り分けができるよう、項目ごとに行を分けた形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 着工前に施工計画書の提出を求められた方
  • 毎回ゼロから書いていて時間がかかっている方
  • 公共工事で計画書の修正指示を受けることが多い方

こんな場面で活用

着工前に作成して提出します。現場組織や安全の基本方針は社内の標準を使い回し、施工方法と工程だけを工事ごとに書き換える形が現実的です。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 1 工事概要
  • 工事場所・工期
  • 工事内容
  • 2 計画工程
  • 主要な節目
  • 3 現場組織
  • 責任者・技術者
  • 作業員数
  • 4 施工方法
  • 組立ての手順
  • 使用する機械
  • 壁つなぎの計画
  • 5 使用材料
  • 主要資材
  • 6 安全管理
  • 主な危険と対策
  • 点検の計画
  • 7 品質管理
  • 確認事項
  • 8 環境対策
  • 騒音・粉じん
  • 9 緊急時
  • 連絡経路

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

施工計画書.xlsx — 記入例の一部
施工計画書 【記入例】
工事名○○ビル新築工事(外部足場)
提出先□□建設株式会社 御中
項目記入欄
1 工事概要工事場所・工期東京都中央区○○1-1 / 2026/9/1〜2026/11/30
1 工事概要工事内容外部足場(くさび式)の組立て・解体 架面積1,240㎡ 5層
2 計画工程主要な節目9/5 3層目完了 / 10/6 5層目完了 / 11/25 解体着手
3 現場組織責任者・技術者現場責任者 山田 太郎(主任技術者)/安全衛生責任者 山田 太郎
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・提出先・作成者/作成日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
施工計画書そのものを一律に定めた法令の条文はありません。公共工事では、契約や共通仕様書に基づいて着工前の提出が求められることが一般的です。労働安全衛生法が求める作業計画(車両系建設機械や解体作業など)は、これとは別に定められています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

計画書に入れる項目

一般的な構成は次のようになります。

内容
工事概要工事名、場所、工期、発注者、請負金額
計画工程全体工程表、主要な節目
現場組織表責任者、技術者、安全衛生の体制
施工方法工種ごとの手順、使用する機械
使用材料主要資材のメーカー、規格
安全管理危険源と対策、教育、点検の計画
品質管理検査の項目と頻度、記録の方法
環境対策騒音、振動、粉じん、廃棄物
緊急時の体制連絡経路、災害時の対応

施工方法の章が、この計画書の本体です。他の章は形が決まっていますが、ここだけは工事の内容で変わります。

使い回せる部分を作っておく

現場組織表、安全管理の基本方針、緊急連絡体制。これらは工事が変わっても大きくは変わりません。

社内で標準の記載を用意しておき、工事ごとに固有名詞と数字を入れ替える形にすると、作成の時間が大きく減ります。毎回ゼロから書くのは、施工方法と工程だけにできます。

承認を受ける前提で書く

公共工事では、提出した計画書に対して発注者から質問や修正の指示が入ります。

修正を前提に、変更しやすい構成にしておくと後が楽です。1つの文章に複数の内容を詰め込むと、一部を直すために全体を書き直すことになります。

作業計画との違い

労働安全衛生法は、車両系建設機械を使う作業や、解体の作業などについて、あらかじめ作業計画を定めることを求めています。

これは施工計画書とは別のもので、その作業を行う前に、作業の方法や機械の運行経路などを定めて周知することが必要になります。施工計画書の中に含めて作る場合もありますが、求められる内容を満たしているかは別に確認することになります。

現場で使われる形にする

分厚い計画書は、提出した後に読まれなくなります。

施工方法の章から要点を抜き出して、現場の掲示や朝礼で使える形にしておくと、計画と実際の作業がつながります。書いた内容が現場で実行されているかが、最終的に見られる部分です。

変更が出たとき

工事が進むと、計画どおりにいかない部分が出てきます。

施工方法を変えた、機械を別のものにした、工程を組み替えた。変更した内容を計画書に反映しないままにすると、計画書と現場が食い違います。

公共工事では、変更のたびに計画書の修正を求められることがあります。修正した版には日付を入れ、どの版が最新かが分かる形にしておくと管理できます。

誰が書くか

施工計画書は、現場を担当する技術者が書くのが基本です。

工事の内容を理解していない人が書くと、実際の手順と離れた計画になります。事務担当が体裁を整え、技術者が施工方法を書くという分担にすると、負担が偏りません。

よくある質問

民間工事でも必要ですか。

契約や元請の指示によります。求められない工事でも、施工方法と安全対策を整理しておくと、着工後の手戻りが減ります。

分量はどのくらいが目安ですか。

工事の規模と発注者の要求によります。公共工事では共通仕様書に記載すべき事項が示されていることが多いため、まずその一覧を確認する形が確実です。

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