建設業向け 産業廃棄物マニフェスト管理表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全14項目

建設工事の廃棄物は、元請業者が排出事業者になります。

下請が持ち出した廃棄物であっても、法律上の責任は元請にあるという点が、他業種と違うところです。処理を委託するときはマニフェストを交付し、返送されてきた票を保存します。

管理が難しいのは、交付した後の返送を追わなければならないことにあります。返ってこない票があれば、処理が終わっていない可能性があります。

このテンプレートは、交付から返送、保存期限までを1行で追える形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 元請として産業廃棄物の排出事業者になる方
  • 返送されないマニフェストを追いきれていない方
  • 交付等状況報告書の集計に手間取っている方

こんな場面で活用

マニフェストを交付した時点で1行作り、返送されるたびに受領日を埋めます。未返送の行を月に一度確認する使い方を想定しています。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 交付番号
  • 交付日
  • 廃棄物の種類
  • 数量
  • 単位
  • 運搬業者
  • 処分業者
  • 処分方法
  • B2票受領日
  • D票受領日
  • E票受領日
  • 返送期限
  • 保存期限(最終)
  • 備考

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

産業廃棄物マニフェスト管理表.xlsx — 記入例の一部
産業廃棄物マニフェスト管理表 【記入例】
会社名(排出事業者)○○建設株式会社
事業場名○○ビル新築工事作業所
交付 番号交付日廃棄物の種類数量単位運搬業者処分業者処分方法B2票 受領日D票 受領日E票 受領日返送期限保存期限 (最終)備考
2026-00012026/9/12がれき類12.5t△△運輸□□再資源化センター破砕・再生2026/9/202026/9/262026/10/82031/10/7
2026-00022026/9/20木くず3.2t△△運輸□□再資源化センター破砕・再生2026/9/282026/10/32027/1/20E票 未返送(10/25時点)
2026-00032026/10/5混合廃棄物5.8m3◇◇環境◇◇環境 中間処理場選別・破砕2026/10/122026/10/182026/11/22031/11/1分別を進めて数量を減らす
2026-00042026/10/18廃プラスチック類1.1t△△運輸□□再資源化センター破砕・再生2027/2/18B2票 未返送
説明記入用記入例A4印刷用

このテンプレートをダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。会社名(排出事業者)・事業場名・対象年度などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
廃棄物の処理及び清掃に関する法律は、産業廃棄物の排出事業者に対し、処理を委託するときの管理票(マニフェスト)の交付と、返送された票の保存を求めています。保存期間は5年で、交付した票は交付した日から、返送を受けた票は送付を受けた日から起算します。また、前年度に交付したマニフェストについて、事業場ごとに交付等状況報告書を毎年6月30日までに都道府県知事等へ提出することとされています。電子マニフェストの場合は情報処理センターが報告を行うため、排出事業者による報告は不要です。建設工事から生じる廃棄物については、元請業者が排出事業者となるとされています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

票ごとに起算日が違う

マニフェストの保存期間は5年ですが、起算日が票によって分かれます。

起算日
A票(交付時に手元に残る)交付した日
B2票・D票・E票(返送される)送付を受けた日

同じ案件でも保存期限が票ごとにずれるため、まとめて処分すると期限前の票を捨てることになります。この表では、票ごとの受領日と、そこから計算した保存期限を持たせています。

返送の期限を追う

返送されてくる票には、期限の目安があります。処理が終わったことを示す票が期限までに返ってこない場合、状況を確認して必要な措置をとることが求められています。

この表の「返送期限」の列は、その確認のための欄です。空欄のまま残っている行が、追いかけるべき案件になります。

月に一度、未返送の行を抽出する運用にしておくと、期限切れに気づけます。

交付等状況報告書

前年度に交付したマニフェストについて、事業場ごとに交付等状況報告書を提出します。

提出先は事業場の所在地を管轄する都道府県知事等で、期限は毎年6月30日です。対象は前年度の4月1日から3月31日までに交付した分になります。

報告書には、廃棄物の種類ごとの交付枚数と数量、運搬先や処分先を記載します。この管理表に種類と数量を入れておくと、集計がそのまま使えます。

電子マニフェスト(JWNET)を使っている場合は、情報処理センターが報告を行うため、事業者が自ら報告する必要はないとされています。

種類の書き方

建設廃棄物は、種類の区分が細かく分かれます。

がれき類、木くず、廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、汚泥、混合廃棄物。混合で出すと処分費が高くなるため、分別できるものは分けて交付する方が原価にも効きます。

石綿含有廃棄物や、特別管理産業廃棄物にあたるものは扱いが別になります。該当する場合は、区分の列に明記しておくと取り違えが起きません。

電子への切り替え

電子マニフェストを使うと、返送の管理と報告が仕組みの側で行われます。

紙で運用している場合も、この管理表を作る手間が電子化の判断材料になります。件数が増えてきたら、切り替えを検討する目安になります。

よくある質問

下請が処理業者へ持ち込む場合、誰がマニフェストを交付しますか。

建設工事から生じる廃棄物については、元請業者が排出事業者とされています。原則として元請が交付する形になります。

返送されてこない票があります。

期限までに返送がない場合は、委託先に状況を確認し、必要に応じて所管の行政庁へ報告することが求められています。この管理表で未返送の行を月次で確認すると、気づける形になります。

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