建設業向け 建設発生土 搬出管理表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全13項目

建設発生土の扱いは、2023年5月に変わりました。

熱海の盛土災害を受けて、搬出先を明確にして記録することが求められるようになっています。令和5年5月26日以降に当初契約を結んだ工事が対象です。

産業廃棄物とは扱いが違う点に注意が必要です。建設発生土は廃棄物処理法の産業廃棄物にはあたらないとされており、マニフェストの対象ではありません。その代わりに、資源有効利用促進法の枠組みで搬出先の管理が求められています。

このテンプレートは、搬出の1件を1行として、搬出先と手続きの確認状況を残す形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 現場から建設発生土を搬出する予定の方
  • 搬出先の記録が必要になったと聞いた方
  • 計画外の搬出先へ出したときの記録を残したい方

こんな場面で活用

搬出するたびに1行記入します。500立方メートル以上を搬出する場合は、搬出先の手続き状況の確認まで記録することが求められています。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 搬出日
  • 土質区分
  • 数量
  • 単位
  • 台数
  • 搬出先名称
  • 搬出先所在地
  • 搬出先の区分
  • 手続きの確認
  • 運搬業者
  • 計画との関係
  • 受領書No
  • 備考

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

建設発生土 搬出管理表.xlsx — 記入例の一部
建設発生土 搬出管理表 【記入例】
工事名○○ビル新築工事
元請会社名○○建設株式会社
No搬出日土質区分数量単位台数搬出先名称搬出先所在地搬出先の区分手続きの確認運搬業者計画との関係受領書No備考
12026/9/14第2種建設発生土180m318△△土質改良センター千葉県○○市△△1-1ストックヤード盛土規制法の許可を確認(許可番号○○)△△運輸計画どおりR-0012
22026/9/18第3種建設発生土120m312□□造成工事(工事間利用)埼玉県○○市□□2-2工事間利用受入側の届出済みを確認(写し受領)△△運輸計画どおりR-0018
32026/9/25第3種建設発生土90m39◇◇受入地茨城県○○町◇◇3-3受入地土砂条例の許可を確認(許可証の写し)◇◇建材変更R-0026当初計画先が満杯のため変更
42026/10/2泥土(改良後)45m35△△土質改良センター千葉県○○市△△1-1ストックヤード同上△△運輸計画どおりR-0031石灰安定処理を実施
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 15 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・元請会社名・当初契約日などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
資源の有効な利用の促進に関する法律に基づく判断基準省令の改正により、令和5年5月26日以降に当初契約を締結する建設工事について、建設発生土の搬出先の明確化等が求められています。500立方メートル以上の建設発生土を搬出する場合は、土壌汚染対策法や宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)等の手続き状況を確認し、書面に記載することとされています。また、再生資源利用計画・再生資源利用促進計画の実施状況を記録し、工事完成後5年間保存すること、計画に記載した搬出先以外へ搬出したときはその内容を書面に記載し保存することが求められています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

記録する内容

項目内容
搬出日・数量いつ、どれだけ出したか
土質区分第1種〜第4種、泥土など
搬出先名称、所在地、受入者
搬出先の区分工事間利用、ストックヤード、受入地
手続きの確認盛土規制法や土砂条例等の許可・届出の状況
運搬業者・車両誰がどの車で運んだか
計画との関係計画に記載した搬出先か、変更か

手続きの確認の列が、今回の改正の中心です。500立方メートル以上を搬出する場合は、搬出先が必要な手続きを済ませているかを確認し、書面に記載することとされています。

計画と実績を分ける

再生資源利用促進計画には、搬出先を記載します。

実際の搬出が計画どおりに進めばよいのですが、受入地の都合で変わることがあります。計画に記載した搬出先以外へ出したときは、その搬出先の名称・所在地・搬出量を書面に記載して保存することが求められています。

この表では、計画との関係を列に持たせています。「計画どおり」か「変更」かを1文字で残しておくと、後から抽出できます。

実施状況の記録は5年

再生資源利用計画・再生資源利用促進計画の実施状況は、記録して工事完成後5年間保存することとされています。

この管理表がそのまま実施状況の記録になるわけではありませんが、集計の元データになります。工事ごとにファイルを分け、完成日を入れて保管しておくと、期限の判断がつきます。

車両の管理とつなげる

残土の運搬は、台数が多くなりがちです。

1日に何台出たかを追うには、伝票の枚数と数量を突き合わせる必要があります。運搬業者から受け取る受領書と、この表の行が対応する形にしておくと、数量の食い違いを見つけられます。

近隣への影響

残土の搬出は、近隣対応と直結します。

ダンプの通行ルート、時間帯、洗車の有無。この3つが苦情の原因になりやすい要素です。搬出の計画を立てる段階でルートと時間帯を決め、近隣へ事前に知らせておくと、苦情が減ります。

土質の区分を書いておく

建設発生土は、土質によって受け入れ先が変わります。

第1種から第4種、そして泥土。区分によって、そのまま利用できるものと、改良が必要なものに分かれます。区分を記録に残しておくと、次の工事で搬出先を探すときの材料になります。

改良して搬出した場合は、改良の方法も備考に書いておくと、費用の根拠として残ります。

数量の確認

搬出量は、台数×積載量で計算することが一般的です。

実際の積載が計画と違うと、数量が合わなくなります。受領書の数量とこの表を突き合わせ、月ごとに合計を確認する運用にしておくと、ずれに早く気づけます。

よくある質問

建設発生土は産業廃棄物ですか。

建設発生土は廃棄物処理法上の産業廃棄物にはあたらないとされており、マニフェストの対象ではありません。一方で、資源有効利用促進法に基づく搬出先の管理が求められています。

500立方メートル未満なら記録は不要ですか。

手続き状況の確認について規模の基準が示されていますが、搬出先の把握と記録そのものは規模にかかわらず行っておく方が安全です。工事の契約時期によって適用が変わるため、所管の窓口でご確認ください。

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