建設業向け 工事工程表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全15項目

工程表は、工事の全体像を1枚で示す表です。

建設業でよく使われるのがバーチャート式で、縦に工種、横に日付を並べ、作業期間を横棒で示す形になります。作図ソフトを使わなくても表計算で作れるため、中小規模の工事で広く使われています。

工程表があると、安全衛生計画も作業間の調整も組み立てられます。逆に工程が定まっていないと、いつ何の危険が出てくるかを先に読めません。

このテンプレートは、予定の行と実績の行を上下に並べ、遅れが目で分かる形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 全体の工程を1枚で示す必要がある方
  • 作った工程表が更新されずに古くなっている方
  • 遅れがどの工種で出ているか見えるようにしたい方

こんな場面で活用

着工前に作成し、週に一度は実績の行を更新します。A3で印刷して現場に掲示し、遅れは手書きで直す使い方が続きます。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 工種
  • 区分
  • 9月上
  • 9月中
  • 9月下
  • 10月上
  • 10月中
  • 10月下
  • 11月上
  • 11月中
  • 11月下
  • 着手日
  • 完了日
  • 担当会社
  • 備考・節目

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

工事工程表(バーチャート).xlsx — 記入例の一部
工事工程表 【記入例】
工事名○○ビル新築工事
工期2026/9/1 〜 2027/6/30
工種区分9月 上9月 中9月 下10月 上10月 中10月 下11月 上11月 中11月 下着手日完了日担当会社備考・節目
仮設工事(外部足場)予定2026/9/12026/11/30△△工業
仮設工事(外部足場)実績2026/9/3△△工業着手が2日遅れ
土工事・基礎予定2026/9/102026/10/10□□建設
土工事・基礎実績2026/9/10□□建設
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・工期・作成者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
工程表そのものを定めた法令の条文はありません。公共工事では、契約に基づいて工程表の提出が求められることが一般的です。労働安全衛生の面では、工程が安全衛生計画や作業間の連絡調整の前提になります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

予定と実績を並べる

工程表が使われなくなる原因の多くは、作ったきり更新されないことにあります。

予定だけを書いた工程表は、工事が始まった瞬間から現実とずれ始めます。実績の行を用意しておくと、ずれた事実がその場に残り、次の判断につながります。

何を書くか
予定当初計画した期間
実績実際に着手した日と終わった日

2本並べると、遅れているのがどの工種かが一目で分かります。

工種の分け方

工種は、細かく分けすぎると管理できません。

目安は、1本の棒が3日から2週間程度に収まる粒度です。1日単位まで割ると行が増えすぎ、1か月の棒だと進捗が読めません。

大きな工事では、全体工程を大まかな工種で組み、その下に月間工程や週間工程を作る形が一般的です。階層を分けると、それぞれの粒度が保てます。

節目を入れる

工程表には、作業の期間だけでなく節目も入れておくと役に立ちます。

配筋検査、中間検査、引渡し。これらの日付が入っていると、そこから逆算した準備が見えます。検査の前日までに終わっていなければならない作業が、視覚的に分かる形になります。

掲示して使う

工程表は、事務所のパソコンの中にあるより、現場に貼ってある方が機能します。

A3で印刷して掲示板に貼り、遅れが出たら手書きで直す。更新の頻度が上がる方が、きれいな工程表より役に立ちます。

月に一度は清書して貼り替えると、手書きの修正が溜まりすぎません。

天候の記録も残す

工程が遅れた理由のうち、天候は後から説明が必要になることがあります。

工程表の下に天候の行を設けておくと、雨で止まった日が一目で分かります。工期の延長を協議するときに、この記録が材料になります。

余裕をどこに持たせるか

工程を組むとき、すべての工種を隙間なく並べると、1つの遅れが全体に波及します。

天候の影響を受ける工種(土工事、外部の作業、コンクリートの打設)には、あらかじめ余裕日を見ておくと、後の組み替えが楽になります。

余裕を各工種に少しずつ配るより、まとめて置く方が管理しやすくなります。月末に数日の予備日を置いておき、遅れが出たらそこで吸収する形です。

検査と休日を先に入れる

工程を組む順序として、先に動かせないものを置くと崩れにくくなります。

検査の日、休日、資材の納期。これらを先に配置してから、その間に作業を割り付けます。逆の順序で組むと、後から検査日が入らないという事態が起こります。

よくある質問

ネットワーク工程表との違いは何ですか。

バーチャートは期間を横棒で示す形式で、作りやすく読みやすい反面、作業どうしの前後関係は表現しにくくなります。ネットワーク工程表は前後関係と余裕日数を表せますが、作成に手間がかかります。規模に応じて使い分ける形が一般的です。

どのくらいの頻度で更新しますか。

週に一度の更新が目安です。実績の行に着手日と完了日を入れていき、月に一度は全体を見直して残りの工程を組み直す形が扱いやすくなります。

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