見積・原価法令確認あり

建設業向け 追加・変更工事見積書

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月26日 / 全12項目

追加工事は、金額の話をする前に記録の話です。

現場では「ついでにこれもお願い」が口頭で飛びます。その場では断りにくく、後でまとめて請求しようと考えているうちに、誰が何を指示したのかが分からなくなります。工事が終わってから請求すると、金額の交渉ではなく「そんな指示はしていない」という争いになります。

追加が発生したその日に、1件として番号を振ってしまうのが唯一の対策です。 金額が決まっていなくても、指示があった事実と内容を先に立てます。

このテンプレートは、追加と減額を1件ずつ行にして、指示日・指示者・工期への影響・承認状況まで1枚で追える形にしています。

追加・変更工事見積書(Excel・PDF)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelのダウンロードが始まります。PDFも同じ画面から取得できます。

このテンプレートは誰向けですか

  • 追加工事を口頭で頼まれることが多い方
  • 工事が終わってから追加分を請求して、もめたことがある方
  • 追加と減額が混ざって、いくら増えたのか分からなくなる方

どのような場面で使いますか

追加や変更の指示があった、その日に1行立てます。金額が決まっていなくても、指示日と内容だけ先に埋めます。まとまった時点で相手に提出し、変更契約の書面につなげます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 変更番号
  • 区分
  • 項目・内容
  • 指示日
  • 指示者
  • 指示の形
  • 数量
  • 単位
  • 単価
  • 金額
  • 工期影響
  • 承認

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

追加・変更工事見積書.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
追加・変更工事見積書
工事名
変更回数
No変更
番号
区分項目・内容指示日指示者
(空欄があと15行つづきます)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は13列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年8月26日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・当初請負金額(税抜)・変更回数などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 建設業法第19条は、請負契約の内容を変更するときも、変更の内容を書面で相互に交付することを求めています。工事内容や請負代金の額、工期が変わる場合が対象です。同法第19条の3は、注文者が自己の取引上の地位を不当に利用して、通常必要と認められる原価に満たない金額で契約を結ぶことを禁じています。追加工事を無償で求められた場合も、この考え方が関わります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

当初見積とは分けて出す

追加分を当初の見積書に混ぜて出し直すと、どこが変わったかが見えなくなります。

相手も社内で決裁を通す必要があるため、変わった部分だけが並んだ紙のほうが通りやすくなります。当初の請負代金がいくらで、増減がいくらで、変更後の総額がいくらになるか。この3つが1枚に出ていれば、判断はその場でできます。

減額も同じ表に立てる

追加だけを並べると、相手には「増えるばかりの紙」に見えます。

実際には、仕様が変わって不要になった工事や、数量が減った項目もあります。それを減額としてマイナスで立てておくと、表そのものの信用が上がります。差引でいくら増えるのか、という話に持っていけます。

指示者と指示日を必ず埋める

この2つの欄が、後で効きます。

なぜ要るか
指示日いつの時点の話かを固定する
指示者誰の判断だったかを固定する
指示の形口頭/打合せ/書面のどれか
承認相手が認めたかどうか

口頭指示だった場合も「口頭」と書きます。書面がないことを隠すより、口頭であった事実を記録に残すほうが強くなります。打合せ簿と番号を合わせておくと、そのときの議事に戻れます。

工期への影響を金額と一緒に出す

追加工事は、金額だけでなく工期にも効きます。

3日延びるなら、その3日分の現場経費と、後続の工程がどうなるかを一緒に示します。金額だけを出して工期を黙っていると、あとで遅延の責任がこちらに来ます。

工期の変更も、請負契約の内容の変更にあたります。金額が変わらない追加であっても、工期が動くなら書面で残す対象になります。

よくある質問

口頭で指示された追加は請求できますか。

契約は口頭でも成立しますが、内容を立証できるかが問題になります。建設業法は変更内容を書面で相互に交付することを求めているため、口頭で受けた場合も、この表や打合せ簿にその日のうちに記録し、相手に確認を取っておくのが実務的です。

金額が決まらないまま着手を求められました。

着手前に金額と工期を書面で確認するのが原則です。やむを得ず先行するときは、指示日・指示者・作業内容・概算金額をこの表に立て、相手に控えを渡しておきます。何も残さずに着手すると、後の請求の根拠がなくなります。

関連するテンプレート

関連する記事