建設業向け 施工体制台帳作成建設工事の通知

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月21日 / 全12項目

この通知は、元請から下請への「合図」にあたる書類です。

施工体制台帳を作成する工事では、そのことを下請負人に知らせることが建設業法で求められています。通知を受けた下請は、自社の下に会社を入れたときに再下請負通知書を出す立場になります。

順序で言えば、すべての体制書類はこの通知から始まります。 通知が出ていないと、下請側は台帳を作る工事だと分からず、再下請負通知書も出てきません。

このテンプレートは、通知に必要な事項と、下請が次に何をすればよいかを1枚に収めた形にしています。

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ファイル形式

こんな方におすすめ

  • 元請として、下請へ台帳作成工事であることを知らせる方
  • 通知と掲示の両方を1枚で済ませたい方
  • 下請から「何を出せばいいか」と聞かれることが多い方

こんな場面で活用

下請契約を結んだ後、できるだけ早い時期に通知します。あわせて現場の見やすい場所に掲示することが求められています。

テンプレートの項目について

このテンプレートには、次の項目が入っています。使わない項目は削除してお使いいただけます。

  • 工事名称
  • 工事場所
  • 発注者名
  • 工期
  • 通知の内容
  • 提出をお願いするもの
  • 添付をお願いするもの
  • 提出先
  • 提出期限
  • 変更があったとき
  • 掲示場所
  • 問い合わせ先

Excelテンプレートのプレビュー

実際に配布しているファイルの、記入例シートの一部です。

施工体制台帳作成建設工事の通知.xlsx — 記入例の一部
施工体制台帳作成建設工事の通知 【記入例】
通知者(元請)○○建設株式会社
通知日2026年8月21日
項目記入欄
工事名称○○ビル新築工事
工事場所東京都中央区○○1-1
発注者名株式会社○○不動産
工期2026/9/1 〜 2027/6/30
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 12 KB
更新日2026年8月21日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。通知者(元請)・通知日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

根拠
建設業法第24条の8第2項は、施工体制台帳を作成する建設業者が、その旨を当該工事の下請負人に通知し、あわせて工事現場の見やすい場所に掲示することを求めています。通知を受けた下請負人は、更に下請契約を結んだときに再下請負通知書を提出することになります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

通知に書くこと

書く内容は多くありません。伝えるべきことが決まっているためです。

項目内容
工事の特定工事名称・工事場所・発注者名
台帳を作る旨この工事が台帳作成の対象であること
提出してほしいもの再下請負通知書と、その添付書類
提出先と期限誰に、いつまでに出すか

4つ目まで書いてあると、下請側が迷いません。 通知を受け取っても、どこに何を出せばよいか分からないと、結局は問い合わせが発生します。

掲示もあわせて行う

建設業法は、通知に加えて工事現場の見やすい場所への掲示も求めています。

掲示は、後から現場に入ってくる会社にも伝わるようにするためのものです。契約の時点でいなかった会社が、掲示を見て自分も対象だと気づく、という形になります。

印刷用シートはA4で1枚に収まる形にしてあるため、そのまま掲示に使えます。

出すタイミング

通知は、下請契約を結んだ後、できるだけ早い時期に出すのが実務的です。

工事が始まってから出すと、その間に結ばれた二次下請の契約が把握できません。契約書のやり取りと同じ封筒に入れておくと、出し忘れが起きにくくなります。

受け取った側がすること

下請の立場でこの通知を受け取ったら、確認することは3つです。

  1. 自社が更に下請へ出す予定があるか
  2. 出す場合、再下請負通知書の提出先と期限はどこか
  3. 添付が必要な書類は何か

予定がない場合も、「再下請負なし」として提出を求める元請が多くなっています。通知を受け取った時点で、この確認まで済ませておくと後の段取りが早くなります。

掲示物としての作り

掲示に使う場合は、離れた位置から読めるかどうかが実用面での分かれ目になります。

印刷用シートは行を高くしてあるため、A4のままでも掲示板に貼れば読める大きさになります。屋外の掲示板に貼る場合は、雨と日焼けを考えてクリアファイルに入れるか、ラミネートしておくと長持ちします。

保管

通知そのものに保存期間の定めはありません。

施工体制台帳を作成した工事の記録として、台帳や添付書類と同じフォルダに控えを入れておくと、後から経緯が追えます。誰に・いつ通知したかが分かる形で残しておくと確実です。

よくある質問

通知を出さないと、どうなりますか。

下請が再下請負通知書を出す契機がなくなるため、台帳に載らない会社が生まれます。台帳と現場の実態がずれる原因になり、公共工事の施工体制の点検では指摘の対象になり得ます。

一次下請が複数ある場合、それぞれに出しますか。

契約したすべての一次下請に対して通知するのが原則です。あわせて現場の見やすい場所に掲示することで、後から入る会社にも伝わる形になります。

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