見積・原価法令確認あり

建設業向け 相見積比較表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月26日 / 全11項目

相見積は取るところまでは誰でもやります。難しいのは、比べる形にすることです。

3社から届いた見積書は、たいてい項目の切り方が違います。A社が一式でまとめている部分を、B社は3行に分けている。そのまま総額だけを見比べると、何が入っていて何が抜けているかが分からないまま決めることになります。

同じ項目に揃えて並べ直した時点で、判断の8割は終わります。 安く見えた会社が実は運搬費を含んでいなかった、という食い違いはここで見つかります。

このテンプレートは、項目を縦に固定して3社を横に並べ、採用と選定理由まで1枚に残す形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 3社から見積を取ったが、項目が違って比べられない方
  • 安いと思って発注したら、後から追加を請求された方
  • 最安でない会社を選んだ理由を、社内に説明する必要がある方

どのような場面で使いますか

見積を依頼した各社から回答が揃った時点で作ります。空欄がある間は決めず、確認して埋めてから比較します。発注が決まったら、その列の金額を注文書へ移します。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 項目
  • 数量
  • 単位
  • A社単価
  • A社金額
  • B社単価
  • B社金額
  • C社単価
  • C社金額
  • 採用
  • 選定理由・確認事項

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

相見積比較表.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
相見積比較表
工事名
見積提出期限
No項目数量単位A社
単価
A社
金額
(空欄があと17行つづきます)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は12列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 15 KB
更新日2026年8月26日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・依頼内容・見積提出期限などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 相見積の取得や比較を定めた法令の条文はありません。建設業法は、注文者が下請負人に見積りのための一定期間を設けることや、不当に低い請負代金での契約を禁じることを定めています。比較の過程を残しておくと、価格決定の経緯を説明する材料になります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

項目を先に決めてから並べる

比較表を作る順番が結果を左右します。

先に自社で項目を決め、そこへ各社の金額を落とし込みます。届いた見積書の項目をそのまま横に並べると、行がずれて比較になりません。

自社の項目は、数量拾い表の粒度をそのまま使うのが早い方法です。拾い表があれば、見積依頼の時点で「この項目で出してください」と伝えられるため、そもそも揃った見積が返ってきます。

抜けを金額として見る

比べるときに見るのは、安いかどうかより「入っているかどうか」です。

見るところ起きがちなこと
運搬・積込み片方だけ別途になっている
残材処分見積に入っておらず後から請求
諸経費率が違う、または含み方が違う
数量拾い方が違って数量そのものが違う
工期短い代わりに人数を増やす前提

空欄のまま比較すると、その会社が安く見えます。空欄は0円ではなく「未確認」として扱い、確認するまで比較を確定させないのが安全です。

選定理由を1行残す

最安を選んだのなら「最安」と書けば済みますが、そうでないときこそ記録が要ります。

工期が合った、過去の施工品質が良かった、繁忙期に融通が利く。こうした理由は、決めた本人以外には見えません。あとから「なぜ高いほうに出したのか」と聞かれたとき、この1行があるかどうかで説明の手間が変わります。

社内の説明だけでなく、発注者に価格の内訳を示す場面でも材料になります。

発注につなげる

採用が決まったら、その列の金額がそのまま注文書と外注管理表へ移ります。

比較表の項目が注文書の内訳になり、外注管理表の契約金額になり、実行予算の外注費になります。ここで項目を作り直さない形にしておくと、あとの集計で名前の突き合わせをせずに済みます。

よくある質問

何社から取るのが適当ですか。

3社が目安として使われることが多くなっています。2社では比較になりにくく、5社を超えると依頼と回収の手間が金額の差を上回りやすくなります。取引の実績がある会社ばかりで固めず、1社は新規を入れておくと相場が確認できます。

極端に安い見積が出てきたときは。

数量と含まれる範囲を先に確認します。抜けが原因であれば揃えて出し直してもらいます。範囲が同じで著しく安い場合は、その金額で施工が成り立つかを確認します。建設業法は、通常必要と認められる原価に満たない金額での下請契約を禁じています。

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