建設業向け 安全衛生委員会議事録テンプレート
安全衛生委員会議事録は、毎月1回以上開く委員会の記録です。作成と3年間の保存に加え、議事の概要を労働者に周知することまで求められています。
議事録で不足が指摘されるのは、決めたことだけを書いて、どんな意見が出たかが残っていない場合です。委員会は調査審議の場なので、審議した過程が読み取れる記録である必要があります。
このテンプレートは、審議した事項ごとに意見と結論を分けて書き、決定事項に担当と期限を付ける形にしています。
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このテンプレートは誰向けですか
- 建設業で現場の安全管理の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
現場の安全管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 事業場名
- 第○回
- 作成者
- 1 開催の概要
- 開催日時
- 開催場所
- 議長
- 書記
- 2 出席者
- 3 前回の決定事項の進捗
- 4 調査審議した事項
- 5 主な意見
- 6 決定事項
- 7 議事の周知
- 周知の方法
- 周知した日
- 周知した者
- この記録の保存期間
- 8 次回の開催予定
- 次回の日時
- 次回の場所
- 予定している議題
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 安全衛生委員会 議事録 【記入例】 | |
| 事業場名 | ○○建設株式会社 ○○支店 |
| 第○回 | 第5回(令和8年度) |
| 作成者 | ○○ ○○(衛生管理者) |
| 見出し | 内容 |
| 1 開催の概要 | |
| 2 出席者 | 労働者側の委員は、労働者の過半数を代表する者の推薦により指名しています。 |
| 3 前回の決定事項の進捗 | 前回の決定事項・担当・期限・状況 |
| 4 調査審議した事項 | 議題・審議の内容 |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 9 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- 労働安全衛生法及び労働安全衛生規則は、安全委員会・衛生委員会(安全衛生委員会)を毎月1回以上開催し、議事の概要を労働者に周知するとともに、議事で重要なものに係る記録を作成して3年間保存することを求めています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
安全衛生委員会議事録に書く事項
安全衛生委員会議事録に書く事項は、次のとおりです。
| 書くこと | 注意 |
|---|---|
| 開催日時と場所 | 毎月1回以上 |
| 出席者 | 労使の構成が分かる形で |
| 調査審議した事項 | 議題ごとに |
| 出た意見 | 誰がどう言ったか |
| 結論 | 決めたこと |
| 決定事項と担当・期限 | 実行できる形で |
| 周知の方法と日 | 周知まで含めて記録 |
労使の構成が分かる形で、出席者を書く
委員会は、委員の半数を労働者側から選ぶことになっています。 議事録の出席者欄を単なる氏名の羅列にすると、この構成が確認できません。
議長(総括安全衛生管理者等)、事業者側の委員、労働者側の委員という区分で書いてください。労働者側の委員が過半数代表者の推薦によることも、年に1回は記録に残しておくと確実です。
安全管理者、衛生管理者、産業医が委員に含まれているかも、構成の要件に関わります。
決めたことに、担当と期限を付ける
「注意を徹底する」で終わる議事録は、翌月も同じ議題が出ます。決定事項の欄に、誰が、いつまでにやるかを書いてください。
前回の決定事項がどうなったかを、冒頭で確認する形にしておくと、実行される率が上がります。テンプレートに「前回の決定事項の進捗」という項目を置いてあるのはそのためです。
周知の方法と日も記録します。掲示、朝礼での読み上げ、書面の配布など、実際に行った方法を書いてください。