見積・原価法令確認あり

建設業向け 現場経費精算書

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月26日 / 全10項目

工事台帳の原価が実際より小さく出ている会社は、たいていここが抜けています。

材料は納品書、外注は請求書、労務は出面表から拾えます。ところが現場で職長が立て替えたものには、伝票が回ってくる仕組みがありません。ビス1箱、コーヒー代、駐車場、コインパーキング、急な養生材。1件は数千円でも、月に何十件も出ます。

これらは工事のために出た金なので、工事の原価です。 一般管理費に紛れさせると、その工事が実際いくらで終わったのかが分からなくなります。

このテンプレートは、立て替えた分を日付と工事番号つきで1行にして、工事別に集計できる形にしています。

現場経費精算書(Excel・PDF)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelのダウンロードが始まります。PDFも同じ画面から取得できます。

このテンプレートは誰向けですか

  • 職長が立て替えた分が、原価に載らないまま消えている方
  • 工事台帳の原価が、実際より小さく出ている気がする方
  • レシートが月末にまとめて出てきて、どの現場か分からなくなる方

どのような場面で使いますか

立て替えたその日に1行足します。月末で締めて提出し、工事別の合計を実行予算の経費に入れます。締日を過ぎたものの扱いを先に決めておきます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 工事番号
  • 工事名
  • 費目
  • 内容・目的
  • 支払先
  • 支払方法
  • 金額
  • インボイス
  • 備考

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

現場経費精算書.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
現場経費精算書
申請者対象期間
提出日振込予定日
No日付工事番号工事名費目内容・目的
(空欄があと23行つづきます)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は11列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 15 KB
更新日2026年8月26日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。申請者・対象期間・提出日などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 経費精算書の様式を定めた法令はありません。消費税の仕入税額控除を受けるには、原則として適格請求書等の保存が必要です。3万円未満の公共交通機関の運賃など、一定のものは帳簿の保存だけで認められる特例があります。電子で受け取った領収書は、電子帳簿保存法にもとづく保存が求められます。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

工事番号を必ず入れる

この欄が空だと、原価に落とせません。

現場で立て替えるものの大半は、どの工事のためかがはっきりしています。買った本人ならその場で書けますが、月末に事務所でまとめようとすると分からなくなります。買ったその日に工事番号を書く、それだけで原価の精度が変わります。

どの工事とも言えないもの(事務所の消耗品など)は、工事番号を空にして共通費として集めます。空欄を許さない運用にすると、適当な工事番号が入って精度が下がります。

費目を先に決めておく

自由に書かせると、同じものが違う名前で並びます。

費目入るもの
消耗品費ビス、刃物、軍手、養生テープ
旅費交通費電車、高速、ガソリン、駐車場
会議費打合せの飲み物、弁当
通信費現場の携帯、Wi-Fi
補償費近隣への謝礼、清掃の実費
雑費上のどれにも入らないもの

選択式にしておくと、集計がそのまま使えます。雑費が膨らんできたら、費目を1つ足す時期です。

インボイスの有無を記録する

消費税の仕入税額控除を受けるには、原則として適格請求書等の保存が必要です。

コインパーキングやコンビニのレシートには、登録番号が入っているものと入っていないものが混ざります。精算の時点で有無を記録しておくと、経理側で仕分けし直す手間がなくなります。

公共交通機関の運賃のように、金額によっては帳簿の保存だけで認められる特例もあります。判断そのものは経理に任せる形でよいので、この表では「有無」を記録することに徹します。

締めを決める

精算のルールで一番効くのは、締日を決めることです。

3か月前のレシートが出てくると、その工事はもう締まっています。原価に載せられず、載せれば過去の数字が変わります。月末締めにして、遅れたものは翌月の共通費として扱う、といった扱いを先に決めておきます。

よくある質問

レシートが無い支出はどうしますか。

出金伝票を起こし、日付・支払先・金額・内容・工事番号を書いて本人が署名する形が一般的です。自動販売機や香典のように領収書が出ないものが対象になります。金額が大きいものを伝票だけで処理し続けると、説明が難しくなります。

小口現金と立替払いは分けますか。

出どころが違うだけで、原価としては同じです。同じ表で扱い、支払方法の欄で区別します。小口現金は残高の管理が別に必要になるため、現金出納帳と突き合わせる運用にします。

関連するテンプレート

関連する記事