環境・近隣対応法令確認あり

建設業向け 近隣対応・苦情記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全11項目

近隣からの申し出は、工事の進行に直接影響します。

対応を間違えると、作業時間の制限や、工事そのものの中断につながることがあります。逆に、初動が丁寧であれば、同じ内容でも関係が悪化しません。

記録を残す理由は2つあります。1つは、同じ申し出が繰り返されたときに経緯を追えること。もう1つは、担当者が変わったときに引き継げることです。

口頭のやり取りだけで進めると、前任者が何を約束したのかが分からなくなります。

このテンプレートは、申し出の1件を1行として、対応と結果まで残す形にしています。

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会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelのダウンロードが始まります。PDFも同じ画面から取得できます。

このテンプレートは誰向けですか

  • 近隣から苦情を受けたことがある現場の方
  • 担当者が変わっても経緯を引き継げるようにしたい方
  • 同じ内容の申し出が続いている現場の方

どのような場面で使いますか

申し出を受けたその場で記入します。申し出の内容とこちらで確認した事実を分けて書くと、後から経緯を説明できます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 受付日時
  • 受付者
  • 申出者
  • 区分
  • 申し出の内容
  • 事実確認
  • その場の対応
  • 後日の対応
  • 完了日
  • 結果
  • 備考

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

近隣対応・苦情記録.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
近隣対応・苦情記録
工事名
現場責任者
No受付日時受付者申出者区分申し出の内容
(空欄があと11行つづきます)
記入者(受け付けた人)確認(現場責任者)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-09-15 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は12列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A3に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A3印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 15 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。工事名・元請会社名・現場責任者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A3印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 近隣対応の記録そのものを定めた法令の条文はありません。騒音規制法や振動規制法は、特定建設作業について実施の届出と規制基準を定めており、自治体の条例で作業時間帯などが定められている場合があります。苦情への対応は、これらの規制の遵守状況を説明する材料にもなります。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

記録する内容

項目書くこと
受付日時いつ受けたか(時刻まで)
申出者氏名、住所(現場からの位置関係)
受付者誰が受けたか
内容の区分騒音、振動、粉じん、通行、駐車、その他
申し出の内容相手の言葉に近い形で
事実確認こちらで確認した状況
対応その場で行ったこと、後日行うこと
結果相手の反応、解決したか

事実確認の欄を分けて持つことがポイントです。申し出の内容と、こちらが確認した事実は、必ずしも一致しません。両方を残しておくと、後から経緯を説明できます。

初動を決めておく

申し出を受けたときの手順を決めておくと、担当者によって対応が変わりません。

多くの現場では、次の順序で動いています。まず現場を確認し、原因になっている作業があれば一時的に止める。次に、相手へ状況と対応を伝える。最後に、記録を残して元請へ報告する。

その場で判断できないことを約束しないのが原則です。「確認して折り返します」と伝え、いつまでに連絡するかを決める形にすると、後の食い違いが減ります。

区分ごとに原因が違う

苦情の内容は、区分によって打てる手が変わります。

騒音と振動は、作業の時間帯と機械の選定が中心になります。粉じんは散水と養生、通行と駐車は誘導員の配置とルールの徹底です。

同じ区分の苦情が続く場合は、個別の対応では収まりません。 工程や工法そのものを見直す段階にあると考えた方が、結果的に早く収まります。

事前の周知とセットにする

苦情の多くは、予告なく状況が変わったときに起こります。

大きな音が出る作業、搬入の集中する日、通行止めの予定。これらを事前に知らせておくと、同じ作業でも受け止められ方が変わります。

この表の備考欄に、事前周知をしていたかどうかを書いておくと、周知の効果が見えてきます。

保存

近隣対応の記録に保存期間の定めはありません。

工事が終わった後に問題が持ち上がることもあるため、工事のフォルダにまとめて残しておく形が安全です。個人情報を含むため、保管場所と期間は社内で決めておきます。

受けた人が、その場で何をするか

近隣の方から声をかけられるのは、たいてい現場で作業している職人さんです。元請の責任者ではありません。

この様式では、受けたときにすることを「説明」シートに書いています。

  • まず聞く。最後まで聞いてから話す
  • その場で「うちではない」と否定しない
  • その場で判断できないことは約束しない。いつ誰から連絡するかだけを伝える

重機の接触・物損・けがに関わる申し出は、その場で現場責任者へ連絡します。受けた人が抱えると、対応が遅れて話が大きくなります。

終わっていない件を見つける

「完了日」と「結果」の欄が空のままの行は、その場の対応で終わっている件です。

週に一度、空欄の行だけを見ます。近隣対応は、対応が遅れるほど話が長引きます。記入者・現場責任者・元請の欄は、いちばん下にあります。

よくある質問

匿名の申し出も記録しますか。

記録しておく方が安全です。同じ内容が繰り返されているかを判断する材料になります。申出者の欄には「匿名」と書き、分かる範囲で位置関係を残しておくと役に立ちます。

元請にはどこまで報告しますか。

内容にかかわらず、受けた事実は報告しておく形が一般的です。現場全体に関わる申し出(作業時間、通行)は、元請が窓口になって対応することになります。

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