見積・原価法令確認あり

建設業向け 入金・売掛管理表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月26日 / 全12項目

工事は、完成しても入金するまで終わりません。

建設業は工期が長く、支払サイトも長い業種です。着工から入金まで半年かかることも珍しくなく、その間の材料費と人件費は自社が立て替えています。利益が出ている工事でも、入金が遅れれば資金が回りません。

台帳で粗利を見ていても、そこには「もらったかどうか」が出てきません。請求した金額と、入った金額を並べて初めて、未収がいくらあるかが分かります。

このテンプレートは、請求1件を1行として、予定日と実際の入金日を並べ、未収の残高が出る形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 利益は出ているのに、資金が回らないと感じている方
  • どの請求が入金済みか、通帳を見ないと分からない方
  • 手形や相殺があって、請求額と入金額が合わない方

どのような場面で使いますか

請求書を出したら1行足し、入金を確認したら日付と金額を埋めます。月末に予定日を過ぎた行を見て督促します。外注管理表の支払予定と並べると、資金が足りない月が事前に分かります。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 工事番号
  • 工事名
  • 得意先
  • 請求日
  • 請求額(税込)
  • 入金予定日
  • 入金日
  • 入金額
  • 差額
  • 未収残高
  • 経過日数
  • 備考

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

入金・売掛管理表.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
入金・売掛管理表
対象
うち90日超
No工事番号工事名得意先請求日請求額
(税込)
(空欄があと21行つづきます)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は13列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年8月26日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。対象・未収 合計・うち90日超などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 売掛の管理を定めた法令はありません。建設業法第24条の3は、元請負人が注文者から出来形部分に対する支払や工事完成後の支払を受けたときに、その支払の対象となった工事を施工した下請負人へ、出来形部分に相応する下請代金を1か月以内に支払うことを求めています。前払金を受けたときは、下請負人へ着手に必要な費用を前払金として支払うよう、適切な配慮をすることが定められています。同法第24条の6は、特定建設業者が注文者となった下請契約について、引渡しの申出の日から起算して50日以内の支払期日を定めることを求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

予定日と実際を並べる

管理の核はこの2列です。

入金予定日と実際の入金日を並べ、予定を過ぎて空欄のままの行が目に入るようにします。月末に上から見ていけば、督促すべき先がその場で分かります。

予定日は請求書に書いた支払期日を転記します。書いていない請求書は、この時点で予定日が埋められません。請求書に支払期日を書いておくことが、入金管理の前提になります。

一部入金を扱えるようにする

建設業では、請求額と入金額が一致しないことが普通にあります。

ずれる理由扱い
査定で減額された差額を理由つきで残す
手形で受け取った手形の期日を別に持つ
相殺された相殺の内容を備考に書く
振込手数料が引かれた差額として処理
一部だけ入った残高を次月に繰り越す

請求額と入金額の差を出し、その理由を残す欄を持たせておくと、月末に調べ直す手間がなくなります。差額を消し込んでしまうと、あとから何が起きたか分からなくなります。

年齢を見る

未収は、古いものほど回収が難しくなります。

請求日からの経過日数で区切って集計すると、状態が分かります。30日以内、60日以内、90日超。90日を超えたものが増えているなら、督促の運用そのものを見直す時期です。

下請への支払につなげる

元請として入金を受けたときは、下請への支払が発生します。

建設業法は、注文者から出来形部分に対する支払を受けた元請負人に対し、下請が施工した出来形部分に相応する下請代金を1か月以内に支払うことを求めています。前払金を受けたときは、下請への前払について適切な配慮をすることが定められています。入金の行に、対応する外注支払を紐づけておくと、支払漏れが起きません。

外注管理表の支払予定と、この表の入金予定を並べて見ると、資金が足りない月が事前に分かります。

よくある質問

手形で受け取った場合はどう管理しますか。

手形を受け取った時点では現金化されていないため、入金済とは別に扱います。この表では入金方法を「手形」とし、手形の期日を備考に書いて、期日到来まで残高を残す形が分かりやすくなります。

入金が遅れている先にどう督促しますか。

まず請求書が届いているか、内容に確認事項がないかを聞くところから始めます。支払が遅れる原因の多くは、督促不足ではなく確認待ちです。それでも解決しない場合は、契約書の支払条項を確認したうえで書面で請求します。

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