見積・原価法令確認あり

建設業向け 産廃処分費集計表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月26日 / 全11項目

処分費は、見積のときに一番読み違える費目です。

数量が読めません。解体してみないと出る量が分からず、分別の程度によって単価が変わり、混合廃棄物として出すと一気に高くなります。見積で一式10万円と置いたものが、実際には30万円かかることが起きます。

読み違いを減らす方法は1つで、過去の実績を種類ごとの単価と数量で残しておくことです。前の現場で木くずが何m3出て、いくらだったか。それが分かれば、次の見積は当てられます。

このテンプレートは、マニフェストの番号と数量を持ちながら、運搬費と処分費を種類別・工事別に集計する形にしています。

産業廃棄物マニフェスト管理表とは役割が違います。 あちらは法令が求める管理票の交付と返送を追う表で、金額の欄はありません。こちらは原価を出すための集計表です。マニフェストの番号でつながるので、2枚を並べて使えます。管理票そのものに金額の列を足すことは避けてください。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 処分費を「一式」で見積って、毎回外している方
  • マニフェストの管理と原価の集計を、別々に入力している方
  • 分別を徹底すべきかどうか、金額で判断したい方

どのような場面で使いますか

廃棄物を搬出したときに1行足します。マニフェストの番号を入れておくと、返送の確認漏れも見つかります。工事が終わったら種類ごとの単価を出し、次の見積に使います。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 搬出日
  • 工事名
  • 廃棄物の種類
  • 数量
  • 単位
  • 収集運搬業者
  • 処分業者
  • 運搬費
  • 処分費
  • 合計
  • マニフェスト番号

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

産廃処分費集計表.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
産廃処分費集計表
対象月
マニフェスト
No搬出日工事名廃棄物の種類数量単位
(空欄があと21行つづきます)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は12列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年8月26日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。対象月・排出事業者・マニフェストなどの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 廃棄物処理法は、建設工事に伴い生じる廃棄物について、元請業者を排出事業者と位置づけています。排出事業者は産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付し、その写しを5年間保存しなければなりません。前年度の交付状況は、都道府県知事等への報告が必要です。この表は原価の集計を目的とするもので、法定の管理票そのものではありません。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

マニフェストと原価を1枚で持つ

同じ情報を2回入力している会社が多い場所です。

マニフェストの控えには、廃棄物の種類・数量・運搬業者・処分業者が書かれています。原価の集計に必要なのも、ほぼ同じ項目です。番号の欄を1つ足すだけで、1枚の表が両方の役に立ちます。

マニフェストの写しは5年間の保存が求められています。この表は原価用の集計ですが、番号で控えにたどり着ける形にしておくと、返送の確認漏れも見つけやすくなります。

種類ごとに単価を残す

集計を金額だけで終わらせると、次に使えません。

種類数量の単位単価が変わる要因
がれき類t または m3受入先までの距離
木くずm3チップ化できるか
廃プラスチック類m3分別の程度
金属くずt有価で買い取られる場合がある
混合廃棄物m3最も高い。分別で減らせる

種類ごとの単価が溜まると、見積の段階で数量を掛けるだけになります。混合廃棄物の単価と、分別した場合の単価を並べて持っておくと、分別にかける手間が金額として説明できます。

分別の効果を数字にする

現場で分別を徹底すると処分費は下がりますが、その分の手間は増えます。

どちらが得かは、単価の差と手間の人工で決まります。混合で出すと1m3あたり2万円、分別すれば8千円、分別に1日1人工かかるなら、1日に何m3処理するかで損得が変わります。この表に数量と単価が残っていれば、その計算ができます。

有価物を分けて持つ

金属くずのように、買い取られるものがあります。

処分費としてマイナスで立てるか、雑収入として別に持つかは会計の扱いによりますが、表の中では区別して見えるようにしておくほうが実態が分かります。鉄スクラップの相場が動くと、同じ工事でも収支が変わります。

よくある質問

下請でもマニフェストを交付しますか。

建設工事に伴い生じる廃棄物は、原則として元請業者が排出事業者となり、マニフェストを交付します。下請が自ら運搬する場合など、一定の要件を満たすときに例外の扱いが定められています。自社の立場がどちらかを確認したうえで運用してください。

残土もこの表で管理しますか。

建設発生土は廃棄物処理法上の廃棄物ではないため、マニフェストの対象ではありません。搬出先の記録は別の仕組みで求められています。原価としては同じ「搬出にかかる費用」なので、別の表として残土管理表を持ち、集計だけを並べる形が扱いやすくなります。

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