見積・原価法令確認あり

建設業向け 機械・リース料管理表

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月26日 / 全12項目

リース料は、気づかないうちに増えている原価の代表です。

現場に入れた機械は、使い終わっても誰かが電話をかけるまで課金が続きます。工程が変わって出番がなくなった機械が、置きっぱなしのまま2週間、ということが起きます。日額1万4千円の機械なら、それだけで20万円近くになります。

リース料は、借りた日ではなく返した日で決まります。 ところが管理表を持っていない現場では、返却日を誰も見ていません。

このテンプレートは、機械1台を1行として、開始日・返却予定日・実際の返却日を並べ、予定を過ぎた行が目に入る形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • リース機械の返却が遅れて、余分な賃料を払ったことがある方
  • 自社機を「タダ」として扱っていて、原価が見えていない方
  • 同じ機械を複数の現場で使い回している方

どのような場面で使いますか

機械を借りたときに1行立て、返却したらその日を埋めます。返却予定日は週に一度まとめて確認します。月末に工事別の合計を出し、実行予算の経費に入れます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 機械名
  • 規格・能力
  • 所有
  • 借入先
  • 工事名
  • 開始日
  • 返却予定日
  • 返却日
  • 日数
  • 日額
  • 金額
  • 備考

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

機械・リース料管理表.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
機械・リース料管理表
対象月
按分の方法
No機械名規格・能力所有借入先工事名
(空欄があと17行つづきます)
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版)

このプレビューは左から6列まで(実際は13列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16 KB
更新日2026年8月26日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。対象月・自社機の損料・按分の方法などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 機械の賃借料の管理を定めた法令はありません。公共工事の積算では、国が定める建設機械等損料算定表が用いられており、自社機の損料を決める際の参考になります。持ち込む機械については、労働安全衛生法にもとづく特定自主検査や、元請への持込機械届が別に必要になる場合があります。車両系建設機械などは、定期自主検査と特定自主検査の対象が定められています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

予定と実際を両方持つ

返却予定日だけでは、遅れに気づけません。

予定日と実際の返却日を別の列で持ち、その差を超過日数として出します。超過日数に日額を掛けたものが、予定になかった原価です。ここが月に何万円か出ているなら、返却の連絡を誰の仕事にするかを決める価値があります。

自社機は損料で入れる

自社で持っている機械には請求書が来ませんが、原価はかかっています。

購入費、車検、整備、保険、税金。これらを年間の稼働日数で割ったものが、1日あたりの損料です。損料を持たずに自社機を「タダ」として扱うと、リースと自社機のどちらが安いかを判断できなくなり、実行予算の経費が実態より小さく出ます。

公共工事の積算では、国が定める建設機械等損料算定表が使われています。機種・規格ごとに運転1時間あたり・供用1日あたりの損料が示されており、自社機の損料を置くときの出発点になります。

自社で計算する場合は、購入費から償却分を出し、整備費・保険・税金を年間の稼働日数で割ります。手間がかかるため、まずは損料算定表の値か、リース相場の6割から7割を目安に置いて、年に一度見直す形でも役に立ちます。

回送費と燃料を忘れない

機械の原価は賃料だけではありません。

費目見落としやすい点
回送費往復で2回かかる。台数分ではなく回数分
燃料オペレーター付きかどうかで負担が変わる
保険・免責リース会社の補償の範囲
オペレーター賃料に含むか別かで金額が倍近く変わる

見積の段階でここを落とすと、実行予算の経費が最初から足りません。表の中に費目として持っておくと、次の見積で参照できます。

現場をまたいで見る

同じ機械を複数の現場で使い回している会社では、工事別の按分が必要になります。

日数で按分するのが分かりやすい方法です。1台を2現場で7日ずつ使ったなら、賃料を半分ずつ。按分の方法を決めて表に書いておくと、担当が変わっても同じ数字が出ます。

工事別に集計した金額は、実行予算の経費または機械費の行に入ります。

よくある質問

リースとレンタルは分けて管理しますか。

原価の集計としては同じ表で構いません。ただし長期のリース契約は、期間の途中で解約できない場合があるため、契約終了日を備考に残しておきます。工事が早く終わっても支払いが続く契約かどうかは、原価の見通しに効きます。

持込機械届との関係は。

別の書類です。持込機械届は元請へ提出する安全書類で、機械の仕様や検査の記録、運転者の資格を示すものです。この表は原価の管理用ですが、機械名と現場が同じ情報なので、届を出した機械はこちらにも行があるはず、という突き合わせに使えます。

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