職人・労務

建設業向け 退職証明書テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月22日 / 全20項目

退職証明書は、退職した人の請求に応じて会社が交付する証明書です。労働基準法にもとづくものとされています。

建設業では、退職した社員から「証明書を書いてほしい」と言われたときに、実務経験証明書を指している場面があります。施工管理技士の受検や、次の会社での技術者の登録にかかわるためです。

このテンプレートは、どちらを求められているかを受付の欄で分けたうえで、退職証明書として書くものを整理した形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 退職した社員から「証明書を書いてほしい」と言われた総務の方
  • 実務経験証明書と退職証明書のどちらを求められているか分からない方
  • 退職から何年も経った人に、記録から書き起こす立場の方

どのような場面で使いますか

退職した本人から請求があったときに作ります。請求された項目だけを書くものなので、受付でどの項目が要るかを聞いてから書き始めます。実務経験証明書を求められている場合は、工事経歴書と配置技術者の記録から別に起こします。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 求められている書類
  • 実務経験証明書の希望
  • 使用期間
  • 業務の種類
  • その事業における地位
  • 賃金
  • 退職の事由
  • 用途(任意)
  • 氏名
  • 生年月日
  • 雇用の形
  • 業務の種類(職種)
  • 業務の種類(担当)
  • 備考
  • 交付の方法
  • 交付日
  • 交付した人
  • 写しの保管場所
  • 実務経験証明書の対応
  • 目安の日数

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

退職証明書.xlsx — 下のタブでシートを切り替えられます
退職証明書
会社名
交付日
管理番号
受付日・受付者
項目記入欄項目記入欄
① 受付(どちらの書類かを先に分ける)
求められている書類実務経験証明書の希望
使用期間業務の種類
その事業における地位賃金
退職の事由用途(任意)
② 証明する内容(記録から写す)
氏名生年月日
使用期間雇用の形
業務の種類(職種)業務の種類(担当)
その事業における地位賃金
退職の事由備考
③ 交付の記録(この欄は社内用。本人へ渡す紙には印刷しない)
交付の方法交付日
交付した人写しの保管場所
実務経験証明書の対応目安の日数
会社の名称・所在地代表者
備考
商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-09-22 版)

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年9月22日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。会社名・交付日・管理番号などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

退職証明書と実務経験証明書は目的が違う

建設業では、この2つが混ざります。

求められるもの何のためのものか
退職証明書退職した事実と、請求された事項を会社が証明する
実務経験証明書施工管理技士の受検や、技術者としての要件の判断に使う

受付の時点で、どちらを求められているかを分けます。書く中身も、根拠も、証明する人も違います。

退職証明書に書ける5つの事項

証明できるのは、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金、退職の事由の5つです。

そのうち、請求された項目だけを書きます。請求されていない事項を書いてはならないという定めがあるとされています。

建設業では、業務の種類の欄に、職種と担当した工事の種類を書く形が分かりやすくなります。土木、建築、電気、管。現場での立場もここに添えます。

とはいえ、保有していた資格まで書くかどうかは、請求の内容によります。求められていなければ書きません。

実務経験証明書は工事の記録から起こす

実務経験証明書は、どの工事に、どの立場で、どれだけ携わったかを示すものです。

退職証明書の使用期間とは、数え方が違います。在籍していた期間がそのまま実務経験になるとは限らず、携わった工事の内容で判断されます。

そのため、依頼が来たら工事経歴書や工事台帳をあたります。配置技術者の記録が残っていれば、そこから起こせます。

一方で、記録が残っていなければ書けません。退職の時点で、その人が携わった工事を一覧にしておくと、あとから頼まれたときに短く終わります。

退職証明書の材料を退職の日でまとめる

建設業では人の出入りが多く、退職から何年か経ってから請求が来ることもあります。

労働者名簿、賃金台帳、出勤簿、出面表、配置技術者の記録。これらを退職の日で1か所に綴じておくと、請求が来たときに探す手間が小さくなります。

一方で、記録の保存期間を過ぎると書けません。労働基準法にもとづく請求権は賃金以外で2年とされていますが、実際に書けるかは記録が残っているかで決まります。

そのうえで、交付した控えと請求の書面は同じつづりに入れておきます。同じ人から再び請求が来たときに、前回と食い違いません。

よくある質問

退職証明書と実務経験証明書はどちらを出しますか。

目的が違うため、受付の時点でどちらを求められているかを分けます。施工管理技士の受検や技術者の要件なら実務経験証明書、退職した事実の証明なら退職証明書です。

保有していた資格も書きますか。

請求されていなければ書きません。書ける事項は5つに限られています。資格そのものの証明が必要なら、本人が合格証明書や免状で示します。

退職から何年も経った人から頼まれました。

記録が残っていれば書けます。労働者名簿や賃金台帳の保存期間を過ぎていると、確かめる材料がありません。その旨を伝えて、書ける範囲で出します。

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