建設業向け CCUS就業履歴の記録
先に、この表が何でないかを書いておきます。
CCUSの正式な就業履歴は、CCUSの中にしかありません。 就業履歴一覧や月別カレンダーといった帳票も、CCUSの画面から出力できます。この表はそれの代わりにはなりません。
それでも手控えが要る場面があります。カードリーダーが置けない小さな現場、リーダーの不調、カードを忘れた技能者、タッチしそびれた日。こうしたときは、後から就業履歴を直接入力し、下請の確認と元請の承認を得るという手順になります。その入力のもとになる記録が、現場に残っていないと困ります。
このテンプレートは、その日のうちに書き留めておくための表です。
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このテンプレートは誰向けですか
- カードリーダーが置けない現場で就業履歴を残したい方
- カードのタッチ漏れを、後から入力している方
- 月末にCCUSへまとめて入力する運用の方
どのような場面で使いますか
その日のうちに書き留めます。後から入力するときのもとになる記録なので、日が経つほど使えなくなります。月末に、この表の件数とCCUSに入っている件数を突き合わせます。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 日付
- 技能者名
- CCUS技能者ID
- 所属事業者
- 立場
- 職種
- 就業区分
- CCUS入力済
- 備考
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| CCUS 就業履歴の記録 | ||
| この表について | CCUSへ入力する前の手控えです。技能者ID・現場ID・日付・就業区分・立場を1行で持ちます。CCUSが出力する正式な帳票の代わりにはなりません。入力が済んだ行には印を付けて、漏れを防ぎます。 | |
| 根拠・注意 | 建設キャリアアップシステム(CCUS)の利用を義務づける法令の条文はありません。就業履歴の蓄積には、所属事業者がCCUSに現場作業員一覧を登録し、現場にカードリーダー等を設置することが前提になります。就業履歴の登録・確認・承認の手順は運営主体が定めており、公共工事では活用状況が評価の対象になることがあります。この表はCCUSに入力する前の手控えで、CCUSが出力する帳票の代わりになるものではありません。 | |
| シート構成 | 記入用 … パソコンで入力して使うシート(空欄) 記入例 … 書き方の見本 A4印刷用 … 印刷して手書きで使うシート。A4の1ページに収まります | |
| 使い方 | 1. この表はCCUSへ入力する前の手控えです。CCUSが出力する帳票の代わりにはなりません 2. 技能者IDを必ず書きます。氏名だけでは、後から入力するときに特定できません 3. 現場IDは表の上部に1回書きます。現場ごとに番号が決まっています 4. タッチできなかった分は、本人が直接入力し、下請の確認と元請の承認を経て履歴になります 5. 入力済の欄に印を付けます。月末に「未」が残っていないかを見れば、漏れが分かります 6. 就業履歴を蓄積するには、先に作業員名簿がCCUSに登録されている必要があります 7. 月末に、この表の件数とCCUSに入っている件数を突き合わせます 8. 公共工事で資料を求められたときに出すのは、CCUSから出力した帳票のほうです | |
| 更新日 | 2026-08-26 | |
| 配布元 | 商い屋 建設(https://kensetsu.akinaiya.com) | |
| 【免責】本様式は一般的な項目を整理した参考資料です。法令で定められた様式そのものではありません。必要な記載事項・保存期間・提出先は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。実際の義務内容は所管行政庁または専門家にご確認ください。 | ||
| CCUS 就業履歴の記録 | |||||
| 現場名/現場ID | 対象期間 | ||||
| この現場のカードリーダー | 記録者 | ||||
| No | 日付 | 技能者名 | CCUS 技能者ID | 所属事業者 | 立場 |
| (空欄があと23行つづきます) | |||||
| 備考 | |||||
| 商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版) | |||||
このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。
| CCUS 就業履歴の記録 【記入例】 | |||||
| 現場名/現場ID | ○○ビル新築工事/1234567890 | 対象期間 | |||
| この現場のカードリーダー | 無し(後から直接入力する運用) | 記録者 | |||
| No | 日付 | 技能者名 | CCUS 技能者ID | 所属事業者 | 立場 |
| 1 | 2026-08-24 | 山田 太郎 | 1234-5678-9012 | 株式会社○○建設 | 元請 |
| 2 | 2026-08-24 | 佐藤 一郎 | 1234-5678-9013 | 株式会社○○建設 | 元請 |
| 3 | 2026-08-24 | 伊藤 誠 | 2234-5678-9012 | △△鉄筋工業 | 一次 |
| 4 | 2026-08-25 | 山田 太郎 | 1234-5678-9012 | 株式会社○○建設 | 元請 |
| 5 | 2026-08-25 | 渡辺 隆 | 3234-5678-9012 | □□型枠 | 二次 |
| 6 | 2026-08-26 | 山田 太郎 | 1234-5678-9012 | 株式会社○○建設 | 元請 |
| 7 | 2026-08-26 | 中村 大輔 | 未取得 | □□型枠 | 二次 |
| 8 | 2026-08-27 | 佐藤 一郎 | 1234-5678-9013 | 株式会社○○建設 | 元請 |
| 9 | 2026-08-27 | 伊藤 誠 | 2234-5678-9012 | △△鉄筋工業 | 一次 |
| 10 | 2026-08-28 | 高橋 健 | 1234-5678-9014 | 株式会社○○建設 | 元請 |
| 記録 合計 | |||||
| 備考 | |||||
| 8月24日から28日で10件を記録。うち6件は入力済、3件が入力待ち、1件は技能者登録が未了のため保留。高橋健は作業員名簿がCCUSに未登録だったため、登録を依頼したうえで入力する。 | |||||
| 商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版) | |||||
このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。
| CCUS 就業履歴の記録 | |||||
| 現場名/現場ID | 対象期間 | ||||
| この現場のカードリーダー | 記録者 | ||||
| No | 日付 | 技能者名 | CCUS 技能者ID | 所属事業者 | 立場 |
| (空欄があと11行つづきます) | |||||
| 備考 | |||||
| 商い屋 建設 https://kensetsu.akinaiya.com (2026-08-26 版) | |||||
このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 15 KB |
| 更新日 | 2026年8月26日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。現場名/現場ID・対象期間・この現場のカードリーダーなどの欄を先に入れてください。
- 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
- 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
- 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
- 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- 建設キャリアアップシステム(CCUS)の利用を義務づける法令の条文はありません。就業履歴の蓄積には、所属事業者がCCUSに現場作業員一覧を登録し、現場にカードリーダー等を設置することが前提になります。就業履歴の登録・確認・承認の手順は運営主体が定めており、公共工事では活用状況が評価の対象になることがあります。この表はCCUSに入力する前の手控えで、CCUSが出力する帳票の代わりになるものではありません。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
何を書けば入力できるか
CCUSに入れるときに必要になるのは、この5つです。
| 欄 | なぜ要るか |
|---|---|
| 技能者ID | 誰の履歴か。氏名だけでは特定できない |
| 現場ID | どの現場か。現場ごとに番号がある |
| 日付 | いつ入ったか |
| 就業区分 | 作業員か、職長か |
| 立場 | 何次下請として入ったか |
氏名だけを書いた手控えは、後から入力するときに使えません。技能者IDが分からない人がいたら、その場で確認して埋めます。
タッチ漏れの直し方
その日にタッチできなかった分は、後から入力できます。
技能者本人が就業履歴を直接入力し、所属する下請会社が確認し、元請会社が承認する、という順で進みます。日が経つほど記憶が曖昧になり、承認する側も判断できなくなります。 その日のうちにこの表へ書いておけば、入力も承認も事実にもとづいて進められます。
現場にカードリーダーが無い場合は、全員分がこの状態になります。月末にまとめて入力する運用なら、この表が唯一の記録になります。
発注者へ出すとき
公共工事では、CCUSの就業履歴を資料として求められることがあります。
求められるのは通常CCUSから出力した帳票のほうで、この手控えではありません。ただし手控えと出力した帳票を突き合わせておくと、入力漏れがそのまま提出資料の漏れになるのを防げます。
月末に、この表の行数とCCUSに入っている件数が合っているかを確認します。合わなければ、入力していない日が残っています。
名簿との関係
就業履歴を蓄積するには、その前に作業員名簿がCCUSに登録されている必要があります。
現場に入る人がCCUSの現場作業員一覧に載っていなければ、カードをタッチしても履歴になりません。新しく入る人が出たら、名簿の登録が済んでいるかを先に確かめます。この表の備考欄に「名簿未登録」と書けるようにしてあるのは、そのためです。
よくある質問
CCUSから帳票が出せるのに、この表は要りますか。
カードリーダーが設置されている現場で、全員が毎日タッチできているなら要りません。リーダーが無い現場、タッチ漏れが出る現場、後から入力する運用の現場で、入力のもとになる記録として使います。
技能者IDが分からない人がいます。
本人のカードに記載があります。カードを持っていない場合は、所属する事業者がCCUSの事業者ポータルで確認できます。IDが分からないまま日付だけ記録しても入力できないため、その場で確認して埋めるのが確実です。